そして、生きていく……

2010-12-28

ゲラの校正きたので、今日から仕事モードでいこう。大学の発表も近い。
と思っていたが、やることが意外とあるもんだ。
まず父の入院していた病院に入院費と先生へのご挨拶。
ひとり、タクシーに乗っていったら、運転手さんが
「お父さん、よく病院の隣りのスーパーで買い物しててね。
 何を買うの?って聞いたら、焼き豚ラーメンって……」
そう。父は夜食に、インスタントの焼き豚ラーメンを食べるようになって、一時的に元気になったのだ。
でも、私の知らない父の話を聞くのは、なんとなくツライ。
病院の先生に会うのも、ちょっと勇気がいる。最期のことを聞きたいような聞きたくないような。
入院費を払って、そのまま帰ろうかとも思ったが、
「ちゃんとお礼を言いなさい」
と父に叱られるようで、ご挨拶に行った。
先生は、
「まったく苦しまず、すーっと眠るようでしたよ。
 私もあんなふうに逝きたいと思ったぐらいです」
とおっしゃった。
よかった。
いい先生で。
病院の後は、死亡届の手続きに、市役所へ。
結構、手続きが面倒で、福祉課、税務課……とあちこち回る。でも、書類などが足りず、あとは年明け。
弟たちに頼もう。
夕方は、若き友人3人がお焼香に来てくれて、仏間で、父と私の昔の写真など見て語り合う。

MAYUMIの旅びと生活。

「え? 子どものときって、シロクロ写真でした?」
「そうそう。2才くらいまで……」

 

「(気を使って)でも、シロクロって、いいカンジですよね」
話が盛り上がって、いつの間にかみんな笑顔。
よかった。

 

もう大丈夫。
人の力ってありがたい。
母は、「注文していた正月飾りが来てしまった」と言って、生け花や持ち飾りを仏壇の横に飾っている(いいのかな?)。
「辛気臭い顔をするんじゃないよ。人が逃げていくんだからね」
と、告別式の日から私に言っていた母。
その言葉、ありがたく受け止めよう。
そういえば、今日来た友人が、『こころがフワッとする言葉』を持っていて、こんな言葉があったっけと思い出した。


人生とは、パーティみたいなもの。
始まってから参加し、
お開きにならないうちに
去るんですから。

エルザ・マックスウェル(小説家・コラムニスト)


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