ウーマノミクスについて

2011-01-12

NHKの「クローズアップ現代」拡大版で、ウーマノミクスについてやっていた。
ウーマノミクス=ウーマン(女性)+エコノミック(経済)の造語。
多くの企業や地域で、女性が活躍して、経済も活発になっている…・・という話。
ある大企業の社長が、
「女性を活用しようというのではなく、女性に活躍してもらわなきゃ、会社は存続できない」
というようなことをおっしゃっていた。
興味深かったのは
●20代の平均収入は、男性より女性が多いこと
●起業するのは、女性が男性の2倍。つくった会社を止めるのも2倍
●大企業でも、育児で離職した元社員を、再び社員にする動きがあること
●女性管理職10%ほどしかいなかったノルウェーで、女性取締役を40%以上にすることを企業に義務付けたこと
特に、ノルウェーの話はおもしろくて、ノルウェー政府の人がこんなことを言っていた。
「大学に進学する男女の割合は、女性が60%。学費は、すべて税金。
 それなのに、企業に管理職や取締役がいないのは、 政府が投入した教育費が、お金を生み出したり、税金を回収したりすることに回っていないと気づいた」
政府が、民間の人事に、そこまで介入することに、猛反発もあったようだが
「民間がやってくれないから、政府がするんだ」
と言い切っていて、ノルウェーの女性たちは、これはチャンスとばかり、女性たちがつくるネットワークで、取締役になるための勉強に励んでいた。
資生堂の女性副社長は、長時間労働について
「いまの日本人の働き方は、奥さんが家のことを全部やって、全面的にサポートしていく男性を対象にした働き方。その形が変わってきたのだから、働き方を見直す必要もある」
とおっしゃっていた。
時代は50年しないと変わらないというが、まだ(専業主婦×働き夫)世代が実権を握っている社会で、「労働時間を見直しましょう」といっても、「甘えるなー」という声が飛んでくる。
たとえ、表面では紳士的に「女性を活用することが急務」なんて言っていても、やっていることは、その逆……ということがある。
そんなに物わかりのいいオジサマばかりではない。
番組では、主に都心の大企業を取り上げていたが、地方や中小企業の末端まで、ウーマノミクスの精神がいきわたるのは時間がかかるだろう。
男性管理職の意識改革が先か、自然に変わっていくのが先か。
自然に変わるのには、20年以上かかりそうだけど。
(だから、ノルウェーは政府が介入したわけね)
少子化や未婚の増加、高齢化社会、不況、日本の企業体質、国民性など、さまざまな要因が重なって、この問題は、本当に根が深い。
日本の実態は、まだ大きく変わっているようにも見えないが、そんななかでも、元気のある、たくましい女性たちが増えているところに、希望の光が見えるような気がする。

MAYUMIの旅びと生活。

←前にも紹介したことがあったかも。
 お気に入り、近所「素食弁当」。
 締め昆布などが入っていて、ちょっと日本っぽい。
 女性のみなさん、栄養つけて、がんばりましょ。
 あ、男性のみなさんも。
 


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