ギリシャのサントリーニ島

2011-06-11
MAYUMIの旅びと生活。

昨日、気分転換に、村上春樹の『遠い太鼓』という本を読んでいた。
これは、村上春樹が40歳を前に日本を出て、三年ほど、ヨーロッパを移動しながら『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』などを書いていたときの紀行文。
半分以上は、ギリシャの島々の話だ。
この本は、私の原点で、こんなふうに、旅をしながら執筆をしたいと、ずっと思っていた。
ギリシャは、台湾の次に長く滞在した場所。
言葉にはできないくらい、たくさんのことを教えてもらった場所だ。
ギリシャの旅の始まりは、知人が住んでいるサントリーニ島だった。
(いま、このブログのトップにあるのも、サントリー島の風景です)
世界でいちばん、夕陽が美しいといわれているフィラの街。
夏になると、世界中から観光客が押し寄せるが、このときは、真冬だったので、閑散としていた。

MAYUMIの旅びと生活。

中央に見える島は、活火山。温泉もある。
サントリー島は、遠い昔、アトランテイス大陸があったという説も。
紀元前、すぐれた文明の街がここにあったというのも、なんとなく、うなづける。
火山の爆発で、一日のうちに中央部が沈み、火山島と、それを取り囲む三日月形の島だけが残った。

MAYUMIの旅びと生活。

島のあちこちで、こんな切り取ったような断層が見られる。
この海底に、アトランティスの街が沈んでいるんだろうか。

MAYUMIの旅びと生活。

島の人たちは、信仰深い。ほとんどは、ギリシャ正教。
家の入口には、石が3つ。魔よけの働きをするらしい。

MAYUMIの旅びと生活。

いまは、使われていない風車。ギリシャの人は、古いものを簡単に壊さない。
使えるものは使う。使えないものは、放置する…・・。

MAYUMIの旅びと生活。

クリスマスに食べるお菓子。

MAYUMIの旅びと生活。

島のおじいさんたち。多くは、世界中を回っていた船乗りで、日本人だとわかると、
「コンニチハ」「アリガトウ」「ヨコハマ、コウベ……」
と話しかけてくる。

MAYUMIの旅びと生活。

凧あげをしていた兄弟姉妹。
ギリシャは、春にタコを上げるんだけど、このときは12月だったような……。
シーズンオフのサントリーニ島は、本当に静かだった。
住人さえも、アジアや南半球に、リゾートに出かけている。
観光客が来ないわけではないのに、ホテルも土産物やさんもほとんど閉まっている。
「4~10月は、たくさん働いたんだから、仕事はもうたくさんだ! あとの半分は、遊びたいよ」
と、現地の友人が言っていたっけ。
ギリシャにいると、「人は正直に生きようとすると、こんなふうになるんだろうか」と思えてくる。
民族性もあると思うが、
遊びが好き。
歌や踊りが好き。
お祭りが好き。
食べること、お酒を飲むことが好き。
男は女好き。女は男好き。
(同性愛も多いけど)
人を喜ばせるサプライズが好き。
仕事そっちのけで、楽しむことを考えている。
人生の目的は、“いま”を楽しむこと。
ついでにいうと、お金も好き。
いや、お金を使うことが好き。
あれば、あるだけ、使ってしまう。
(人にもよります)
ギリシャ経済が大変なことになっても、
「使っちゃったから、仕方ないよね」
という声が聞こえてきそう。
どんなことになっても、ギリシャの人たちは、高らかに笑って、
「今夜は、彼女(彼)をどうやって口説こうかな」
などと、考えていそうな気がするのだ。
そのたくましさがある限り、ギリシャの明るさは消えないだろう。
(すみません。独断と偏見による意見です。
 次は、ギリシャの首都、アテネについて書きます)


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