ブカレストの街

2011-09-01

ルーマニアは、100年前、東のパリと言われていたほど、美しい街だったそうだ。
いまも片鱗が残るが、歴史的な建物の多くは、1967年に就任したチャウシュスク大統領が、共産主義的な近代都市にしようと、壊してしまったらしい。
1989年のルーマニア革命で、民主化が行われたが、経済が困窮し、多くの孤児が発生した。
何人かのルーマニア人に聞くと、「いまは、よくなっている。いい街だよ」と同じような答えだった。

MAYUMIの旅びと生活。

チャウシェスク大統領の私邸として、造られた国会宮殿。
いまは「国民の館」と呼ばれ、一部が国会などで使われている。
「建物の広さでは、世界でアメリカのベンタゴンの次なんだ」
とタクシーのお兄さん、イルバンが言っていた。
あと少しで完成というとき、チャウシェスク大統領は、革命で処刑された。
共産時代の遺物は取り壊そうという動きもあったが、なんとか完成。
チャウシェスクがスピーチする予定だったバルコニーから、唯一、スピーチしたのは、マイケル・ジャクソンだったとか。

MAYUMIの旅びと生活。MAYUMIの旅びと生活。

街で見かけた歴史的な建物。

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(左)いまも使われていた教会。
(右)泊まったホテル。古いけど快適。朝食が美味しかった。

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ブカレストの人の特徴を考えてみた。
(会った人だけから見る個人的独断で。全部が……というわけでは決してありません)
●移民やジプシーが多い(左上の子たちも移民?)
 「お金ちょうだい」と声をかけてくるのは、アテネ以上かも。
 靴下や花、アクセサリーなどの商売をしている人が目立った。
●とんでもなく大きい人がときどきいる。
 たとえば、180センチありそうな女性とか。
●女性のファッションがどこか、甘ったるいところがある(女性らしいという意味で)。
 たとえば、フレアスカート、フリル、ふくらんだ袖、花柄など。
 昭和的な雰囲気も……。
●性格は、静かでおだやか。でも芯がある……ように見える。
●ハゲた男性、太った男性がほとんどいなかったような……。
 これって実はすごい特徴かも。
●北海道の緯度と同じというが、ノースリーブにサンダルの薄着。
 夜は寒かった……。
白い妖精、コマネチはどうしているんだろうと、気になって調べてみた。
共産主義の圧力による逆境や、挫折も乗り越えて、体操選手としても復活。
いまは、同じルーマニア人の体操選手とアメリカで結婚。
有名選手を育てたり、北京オリンピックの解説や、社会貢献などの活動をしているらしい。
よかった。
かつて輝いていた人は、いまも別な形で輝いていてほしい。
人が輝くためには、光の部分だけでなく、闇の部分も必要なんだと、つくづく思う。

MAYUMIの旅びと生活。

 左は、ルーマニア料理のロールキャベツ。
 じっくり煮込んであり、かなり感動の味。
 付け合わせの、炒めた玉ねぎ、ハムも……。
 その後ろは、なぜかグリークサラダ。
 ドレッシングに酢が入っていたからか、ギリシャで食べるサラダより美味しかった。
 (ちなみに、ギリシャのは、オリーブオイルのみ)
 左にちょっと見えるスープは、モツ煮込みのようなスープ。
 これだけ、ちょっと……(^_^メ)。
 たくさんあるスープから、スタッフの女性が
 「これはルーマニアの料理で、おすすめよ」
 と言ったので、チョイスしたのだけど、モツの味がキツくて、寄ってきたネコに、こそっと差し上げることに。
 (ごめんなさい!)
 生まれ育った国の「おすすめです!」は、感覚が似ているので頼りになるが、 異国での「おすすめ」は、あまり信用できない。


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