三地門で再会。

2010-09-21
MAYUMIの旅びと生活。

車で40分ほどの三地門(サンチーメン)に陳俄安さんに会いに行ってきた。こんなにすぐ行けるなら、もっと早く行けばよかった。
ちょうど夕焼けがきれいなとき。村のいちばん高い公園から見渡すと、高雄まできれいに見える。こんなに近かったんだ……。もっと早く来ればよかった。
台風の後の三地門では、木がほとんど倒れていない。自然の木って強い。
その公園で、不思議なモニュメントを発見。

MAYUMIの旅びと生活。MAYUMIの旅びと生活。

原住民の人々が、助け合って働いているようにも見える。迫力満点。
私は、ベトナム、カンボジア、フィリピン、それからケニア、グアテマラなどで原住民(先住民?)に会ってきたが、彼らが労働をしているのを見ると、その美しさに涙が出そうになる。男性でも女性でも、生きていこうとする真剣なまなざしに心が震えるのだ。
陳さんやルバルバさんもそうだった。理屈抜きに、働いている姿は美しいと思う。
さて、話はそれたが、陳さんはいつもの笑顔で迎えてくれた。
「私はもう90歳だよ」
というけれど、本当に元気そう。よかった。
叙勲のことを「おめでとうございます」と言ったら
「(天皇陛下に勲章をいただくなんて)ありがたいことです。すみませんです」
とおっしゃった。
この謙虚さは、同じくらいの世代の日本人もそうかも、と思う。
うちの父も陳さんより少し下だが「申し訳ない」「すまない」という言葉をよく使う。
陳さんに会うといつも父を思い出す。
ルバルバさんの思い出話もしてくださった。
ほとんど人の手を煩わせず、逝ってしまったルバルバさん。
世話好きだったルバルバさんの葬儀には、遠くから大勢の人がやってきたという。
本当に偉大なお母さん。
人は外へ外へと意識が向いていくけれど(私もその一人)、陳さんやルバルバさんのように、じっと動かずにこの村で暮らし、誇りをもって自分たちの文化を成熟させてきた人もいる。
それは、世の中のだれをも圧倒し、納得させる迫力がある。

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