台南県・西拉雅(シラヤ)国家風景區の旅1

2010-05-25

「シラヤに来ませんか?」と交通部観光局からのお誘いがあり、先週末、行ってきた。
西拉雅(シラヤ)国家風景區
http://www.siraya-nsa.gov.tw/default.aspx?lang=JP
西拉雅と書いて、シラヤ。
心が動いたのは、80年前、土木技師、八田與一氏が造った烏山頭ダムがあるからだ。
八田氏は、もともと5千ヘクタールしかなかった不毛の大地、嘉南平野に10年の歳月をかけて、東アジア最大のダムを造り、15万ヘクタールの田園を潤した。
日本ではあまり知られていないが、台湾の中学生の教科書にも出てきて、台湾の人々からもっとも愛され、尊敬されてきた日本人の一人だ。
戦争中、乗っていた船が撃沈されて亡くなり、夫人もダムの放水口に身を投げた悲劇もあり、人々の心にいまも色濃く焼き付いている。
日本でもアニメ映画「パッテンライ」になった。

↑「パッテンライ(八田来)」とは、「八田が来た」という意味。パイロットになりたいという日本人少年と、八田にあこがれて土木技師になりたいという台湾人少年の交流を中心に進んでいく。
先月、地下ダムを見学した鳥居信平氏もそうだが、台湾にいると、私を捨てて、公のために命をかけた、日本人の情熱に触れることが多くある。
そんな高い志を感じてみたい。
私を捨てて、公のために……いまの日本の政治家、官僚たちにも必要なことかも。熱をもって、国民のために「私たちはなにが必要なのか」「なにをすべきか」を伝えれば、人の心は動くのに。
話は横道にそれた。シラヤでは、ダムだけでなく、温泉、農産物、台湾珈琲など、たくさんの魅力的なものに出会った。観光局関係者と通訳の先生と、その家族 10人、私、すみれちゃん……と総勢12人での旅。これから少しずつ、この旅について、書こう。


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