台湾からのメッセージ4 交通部観光局らが日本の震災被災者に台湾でのロングステイを呼びかけ

2011-04-19

先日、用事があって高雄の交流協会を訪ねようとしたとき、一階で、日本語を話すおじさんが話しかけてきた。
「交流協会に行きたいんですけど……」
とおじさん。
「私も行くところなので、一緒に行きましょう」
と、ご案内したら、このおじさん、一気におしゃべりを始めた。
「いま、日本で地震があって、大変でしょう? 私は日本人の友人が多いから心配でね。日本では、まだ余震が続いて不安だろうから、友人たちに、しばらく台湾に来てゆっくりしたら?って電話してるんですよ。何人か来る気持ちになっているようなので、台湾での日本人のロングステイについて、交流協会に聞きにきたんです」
どうやら、若く見えるが(60代くらいに)、日本教育を受けたオジサン世代のよう。豪華客船「飛鳥」に、世界一周クルーズなど5回乗り、家も台湾のあちこちに持っている富豪らしい。
「何人かお世話する経済的な余裕はありますから」
とおっしゃっていた。本気だ。
ちなみに、ロングステイは、交流協会でなく、台湾政府に窓口があると、交流協会で説明を受けていた。
「避難所で過ごすのは大変だから、しばらく台湾のホームステイでゆっくりすればいいのに」
「仮設住宅ができるまででも、お年寄りや子供たちは、台湾に来たらいいのに」
もちろん、そんに簡単にいかないだろうが、台湾の人たちは、そんなことまで考えてくれている。
台湾政府交通部観光局も、日本の震災被災者に台湾でのロングステイを呼びかけ始めた。
http://www.taiwanembassy.org/ct.asp?xItem=193083&ctNode=1453&mp=202
台北駐日経済文化代表処のサイトから一部抜粋すると・・・

4月6日、馬文君・立法委員(国会議員)、南投県埔里鎮公所(町役場)、埔里鎮の各界関係者らは埔里鎮立図書館前広場で、「台湾愛Long Stay長住計画(台湾の真心、ロングステイによる長期滞在計画」を共同で推進すると発表した。当日は交通部観光局の頼瑟珍・局長も出席し、同計画への支援と協力を行う方針であることを表明した。
(略)

周義雄・埔里鎮長は、「愛(真心)のロングステイ計画は台湾の各産業界が共に加盟し、共同で衣・食・住・遊、娯楽、医療・健康などの愛心優待価格で、日本の被災民の皆様に来台ロングステイの心の温もりを提供していく。加盟する業者には「福だるま」マークを渡す予定だ」とアピールした
日本人は「逃げるわけにはいかない。みんながんばっているんだから」と思うのだろうけど、この機会に、台湾の人情に触れてみるのも、いいかもしれません。

MAYUMIの旅びと生活。


           交流協会に貼ってあった、高雄市の小学生から日本への応援メッセージ。


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