台湾と日本の結婚観

2011-03-08

台湾の未婚率、少子化は、世界でトップクラス。日本よりも進んでいる状況。
台湾の若い女性たちに、「どんな男性と結婚したい?」という質問をすると、経済的な条件を口にする女性が多い。
自分より「年下」とか、自分より「収入が少ない」というのは、抵抗があるようだ。
「好きになったら、どんな人でもいいじゃない」といわけには、いかないらしい。
これは、「自分にとってどうか」というより、「家族や親戚や、まわりの人たちがどう思うか。歓迎してくれるか。祝福してくれるか」という問題が大きいような気がする。
台湾の人は、家族をとっても大事にする(もちろん、いい意味で)。
結婚式も盛大だ。婚礼写真も豪華(地味婚は、あるにはあるけれど少ないような……)。
まるで、それを通過するのが、結婚のあたりまえの儀式のように。
……と考えていて、思い出した。
日本も20年以上前は、そうだったっけ。
結婚式は豪華だった。
「親が反対するから、彼とは別れる」と涙をぬぐう友人がいた。
(やはり、年下とか経済力がないのは、結構、抵抗があった)
娘のために、結婚資金を貯める親たちがいた。
婚礼家具や、婚礼布団も、親がそろえてくれた。
それをするのが親の義務であるかのように。
結婚をするために、親の許しを得るのは、大きな関門だった。
いまの親たちは、娘や息子の結婚相手に対して、かつてよりずっと寛容だ。
その代わり、結婚の準備は、ほとんど本人たち主導。
しかし、かつてのほうが、いまより結婚率はずっと高かった。
女性の社会進出にも関係があるけど、自由に恋愛する状態になれば、未婚率や少子の加速にはストップがかかる…という安易な問題でもないんだよね。

MAYUMIの旅びと生活。

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