台湾と日本の集団主義

2012-07-07

先日、読んだ本のなかで、ある大学教授が次のようなことを書いていた。

日本は、ほかの国と比較して集団主義的社会と言われるけれど、究極の個人主義の社会。

「まわりに合わせよう」とするのは、結局は自分のため。


自己愛なのか・・・。

お互いを守るために、なにかのグループでまとまり、お互いを監視する(ような)社会システムがつくられ、「みんな合わせていこうね」という無言の圧力になっていく。


ふと、台湾のことを考えた。

台湾の人たちは、日本に比べて自己主張が強いような気がするが、相対的にはグループ社会だ。


グループで行動するのが好き。

ご飯もできるだけ多くで食べたい。

お年寄りの旅行もみんなで行きたい。

大学生のカップルも二人でいたほうが仲良くできそうだが、グループで遊びに行きたがる。


昨日も書いたとおり、かき氷を食べるときは、グループで大盛りを頼んで、取り分ける。

日本人の私たちは、

「それぞれ注文したほうが、好きなものを気を使わずに食べられる」

となるんだけど。

台湾人に言わせると、「それじゃ、なんだか寂しい気がする・・・」んだとか。


台湾は、基本的に大皿料理。

子供のころから、それを分けるためのコミュニケーションが鍛えられる。

「定食」というのは、日本の文化だ。

(ほかの国にもあるだろけれど)

コミュニケーションをすることなく、安心して自分の分を食べられる。


日本人は、まわりに気を使いすぎるのか。


いや、悪いことばかりではない。

それがプラスに作用することもある。

規律が守られたり、心配りができたり。


台湾のグループ文化は、本当にラク。

大抵のことは「大丈夫~」と笑って許してくれるし、それぞれ勝手なことをやっているし。

一緒にいても、気を使わない。

知らない人でも困っていたら、声をかけて助け合う。


だから、個人が伸び伸びしているんだろう。


伸び伸びする個人主義、小さくまとまる個人主義・・・

結局、人間は個人主義・・・。


photo:01


↑もちろん、二人で行動するカップルもいます。

屋台でも、カフェでもなぜか、対面ではなく、となりに座る傾向があり・・・

photo:02


↑またまたビーフン。揚げて、ニンニクとサラダと一緒に。
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