台湾の大富豪たち

2012-02-18
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台湾のいつもの週末。

野球をしている人たちの元気な声で目覚める。

さて、今朝、飛び込んできた台湾のニュース。

最近、台湾の富豪たちは次々と“資産の半分以上を寄付する”と発表した。

これは、ビル・ゲイツ、バフェット両氏が立ち上げた慈善的取り組み

「Giving Pledge」に応じた結果と見られている。



http://media.yucasee.jp/posts/index/10468?la=ar1
その額、8000億円。

台湾内政部の1年分の予算の2倍にもあたるという。

かつて私が会ったことのある台湾の富豪たちも、

「子孫に金を残さず」

と、慈善事業をやっていた。

「子供には、自分でお金を生み出す喜びを味わってほしい」

「自分がお金を使えるのは、まわりの人のおかげ。その恩返し」

と。

お金をもつ人は、知性と品格が必要とされる。

台湾の松下幸之助と呼ばれるK氏は、かつて台湾総督府で活躍した後藤新平の

金を残して死ぬ者は下だ。

 仕事を残して死ぬ者は中だ。

 人を残して死ぬ者は上だ

という言葉がもとになっていると言っていた。

ただ、台湾の富豪たちの思想には、

台湾ならでは“なにか”があるような気がする。

宗教的な考えや家庭での教育があったり、

ステータスであったり、敬意であったり・・・いろんな要素があるが、

もっと別なお金に対する価値観が・・・。

台湾は、家族、親族社会だ。

お年玉は、親せきの子どもたちだけでなく、お年寄りにもふるまう。

“お金”というのは、台湾では大きな意味をもち、

多くの人は、少しでも多くのお金を得ようと働く。

「なんのために働くのか?」という問いに、

日本人が「生きがい」「自己実現」に重きを置くのに対して、

台湾人は「もちろん、お金のため」と胸を張って答える。

それでも、富豪たちは多額のお金を寄付する。

富豪たちだけでなく、台湾の一般の人も、東日本大震災のときは、

世界一の寄付をしてくれた。

彼らは、お金の性質をよく知っている。

お金は、人を幸せにしてくれるものだが、人を不幸にすることもある。

どうせなら、たくさんの人が喜ぶ使い方をしたい・・・

“お金”が喜び、“自分”が喜ぶ使い方を知っている。

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