台湾の若年雇用状況

2011-06-10

昨日、大学から出たら、2年生のAちゃんがバスを待っていたので、高雄駅まで送ってあげた。
彼女の話によると、2年生で6月に修士論文が発表できるのは、一人だけだそう。
あとは、7月、8月・・…と、大体10月までに、先生たちからの口頭試問を受けるらしい。
Aちゃんは、
「私たち、怒っています!」
何を怒っているかというと、いまの台湾の雇用政策。
物価は上がっていくが、若者の賃金は下がっていく状況。就職先もない……。
大学院を卒業しても、賃金は2万2000元ほど(約6万円・人にもよります)。
これから、中国の労働者が入ってくるようになったら、さらに賃金は下がるだろうと。
定かではないが、すでに中国人労働者が高雄にも入ってきていて、すでに工場などで働いているという話もある。
大学院の2年生で、就職が決まっている人はいないという。
卒業して、2年、3年経っても、まだ仕事に就けていない人も。
もともと、台湾の学生は、大学に在籍しているときは、ほとんど就職活動はせず、ゆっくりしているが、それでも、焦る気持ちがあるようだ。
学部生に講演をしたとき、多くが
「卒業したくな~い」
と言っていたのもわかる気がする。
なんだか、私ももどかしくなってきた。
日本も台湾も、これからの時代をつくっていくのは、若者たち。
彼らが意欲的に仕事ができて、能力を向上させていく政策が期待されている。
政策だけじゃなくて、社会全体で育てていく……といった大きな取り組みが必要なのかも。
能力もエネルギーもいっぱい、くすぶっているんだから。

MAYUMIの旅びと生活。

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