台湾人の日本名

2010-11-19

大学院で同じ授業を受けている学生のなかに、33歳の小学校の女性教師Mさんがいる。
まだ小学校に入る前の息子も2人いて、授業のある日は、遠方から週1回、1泊2日で来ているらしい。
台湾女性は、小さい子供がいても、自分をあきらめない(人が多い)。
そのMさんに、ランチのとき、「日本の名前はある?」と聞いてみた。
台湾で日本語を学んでいる人の多くは、日本名をもっている。
英語名は、ほとんどもっているから、台湾名、英語名、日本語名と3つの名前をもっている人も珍しくない。

Mさん 「はっきり決まった名前はないです。私は、雪子がいいかなーと思っているんですけど……」
台湾は、雪がないから、雪へのあこがれが強いらしい。
一緒にご飯を食べていた学部生2年の日本人Kくんが、
「えーーー、雪子って、Mさんには、なんか合わないなぁ」
Kくんは、21歳。雪子は古風なイメージだったよう。

私 「ねぇ、私たちで、Mさんの名前をつけようよ」
と提案して、みんなで考えてみた。しばらく考えて……

Kくん 「あ。オレ、みゆきっていう名前に見えてきた」
美雪……これなら、「雪」っていう字も入っている。
Mさん 「でも、中島美雪……」
台湾で、歌手の中島みゆきは、「中島美雪」と書くらしい。
中島みゆきを知っているなんて、す、すばらしい。
Mさん 「うん、美雪でいいですよ。雪が入ってるし」
ということで、一件落着。

Mさん 「そうえいば、真由美さんのまゆみは、五輪真弓と一緒ですか?」

私 「そ、そう。字はちがうけど、読み方は一緒だね」
五輪真弓を知っているのもすごい。
しかし、中島みゆき、五輪真弓……と、33才のMさんは、どんな歌を聴いて思春期を送ってきたのだろう。
ちなみに、Mさんの好きだったドラマは、「東京ラブストーリー」で、織田裕二と鈴木保奈美が印象的だったとか。
もちろん、Kくんは、「東京ラブストーリー」をまったく知らず……。
いまのお気に入りは、大澤隆夫(大沢たかお)と、綾瀬遥(綾瀬はるか)。
これは、みんなも賛同して、盛り上がった。
いろいろな境遇の人たちが一緒に学んでいて、大学はおもしろい。

MAYUMIの旅びと生活。

↑小琉球のお寺の上にいた神様。ちょっとコメディっぽくて(失礼!)親しみがある


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