家族旅行

2011-12-23
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友人のはにわっちが、うちに泊まっていたが、
朝、台北に向けて出発。
今日から、ご両親と妹さんが台湾にやってきてしばらく家族旅行、
年末、入れちがいにパートナーがやってきて
二人で台湾の東海岸を旅するという。
もう十数回、台湾に来ているが、
彼女にとって、台湾は、まだまだ体験したい場所であり、
第二の故郷のような場所なのだろう。

さて、友人、はにわきみこは、作家であるが、
昨年、『親ががんだとわかったら』を出版し、
台湾でも翻訳された。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163730103

この本は、父親が食道癌だとわかってからの、娘として、さまざまな難題や
気持ちの問題を克服していく、家族目線の治療体験記。
台湾の翻訳本には、こう書いてある。

「いつか、父が元気になったら、台湾を一緒に旅したい」

そして、今回、それが実現できたのだ。
本当によかった。

家族は、あたりまえのように、そこにいる存在。
つながっているのがあたりまえで、つい甘えて放っておいてしまうが、
家族旅行ができたら、一緒に楽しめたら、
親はどんなに喜ぶことか・・・

私が最後に、家族旅行をしたのは、いつだろうと考えてみた。
20年近く前、母が看護師を退職した後、両親と北海道を1週間ほどかけて周ったときだ。
母がとてもうれしそうにはしゃいでいて、大自然をバックに、父の写真を何十枚も撮っていた。
「お父さんを北海道に連れて来るのが、夢だったの」
と言っていた。

ここ十年は、二人とも体が弱くなって、近場の旅行をすることもできなかった。
それでも、娘としてできることが、まだまだあったんじゃないかと
ふと考えて、胸がズキンと痛む。

今日は、父の一周忌。
あれから一年が過ぎたんだと、父へのさまざまな思いがわき上がってくる。
父への感謝が大きいが、「もう会えない」という事実を心穏やかに受け入れられるまでには、
もう少し時間がかかるのかもしれない。
悲しみが大きいということは、それだけ大切だっということ。
あたりまえにそこにあるもの、あたりまえにいる人ほど、かけがえのない存在だと
改めて思う。

せめて、今日は、父の笑顔と、一緒に過ごした日々を思い出しながら、一日を過ごそう。
そして、いま自分のまわりにいる人たち、支えてくれる人たちを、大切にしていこう。

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