後藤新平の言葉。

2011-05-14

今日と明日で、ある記事を仕上げるため、いま、私は、資料に囲まれている。
資料のなかで、調べれば調べるほど「この人はすごい!」と感動するのは、明治、大正、昭和……と活躍した政治家、後藤新平。
いま、関東大震災の復興院総裁として、東京の混乱を鎮静化し、復興計画を実現したとして話題になっているが、私が台湾でよく聞くのは、台湾総督府民政長官としての後藤新平。
台湾のお年寄りで、後藤を敬愛している人も多い。

「ヒラメの目をタイの目にすることはできない」
もともと、後藤は医者だった
社会の習慣や制度は、生物と同様で、なれなりの理由と必要性から発生したもの。無理に変更すれば、大きな反発をまねく。したがって、現地のことをよく知り、状況に合わせた施策をおこなっていくべき……という『生物学の原則』を説いて、台湾統治を進めた。
日本統治が、台湾で大方、好意的に受けとめられているのは、後藤のこうした相手を尊重する施策があったからだろう。
それは、人間関係や、企業経営にも通じるはずだ。
後藤が、亡くなる3日前に言ったとされるのは、この言葉。

「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。
 仕事を残して死ぬ者は中だ。 
 人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」

この言葉は、世界的に有名な、台湾の実業家からも聞いた。
彼は、莫大な資産を子孫まったく残さないと宣言し、地元の教育のために使っている。

人こそ資源。
家族の資源であり、会社、組織の資源であり、地域、国の資源であり、地球の資源。
人から、いろいろなことが生み出せる。
すべては、人次第。

MAYUMIの旅びと生活。


                     ↑後藤新平もこの風景を見たのだろうか。


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