日本語を学ぶ人々

2010-11-11
MAYUMIの旅びと生活。

写真は、昨日行った旗津の街。なぜかパステル調の建物で、きれい。いい波がたっていて、サーフィンをしている人も多かった。
ゆりちゃんは、今日は屏東に泊まりにいった。高校の日本語や英語の授業に参加し、夜はマッサージに行って楽しんでいるもよう。
外国人も数人雇用して英語塾を経営している彼女は、台湾の外国語教育にとっても興味をもっているのだ。
私も今日は、大学院で日本語教育の授業。
世界の日本語を学ぶ人たちについての発表を聴く。
おもしろかったことを一部書くと……
▽1980-1990の10年で日本語学習者は8倍に。背景には、経済的な成長と、1983年、中曽根首相が打ち出した留学生10万人計画があった。
▽現在、政府は留学生20万人計画を打ち出している。中曽根首相のときの目的は、日本への理解であったが、現在は少子化対策。
▽2003年、日本語を学ぶ人数の国別ランキングは
1 韓国
2 中国
3 オーストラリア
この3国で全体の7割
▽2009年のランキングは
1 韓国
2 中国
3 インドネシア
4 オーストラリア
5 台湾
韓国は、大学入試にも日本語があり、一流企業に勤めたい場合は、英語、日本語は必須。中国語ができれば、さらに優遇されるとか。
オーストラリアが後退したのは、日本の経済的理由と、教師不足によるもの。
代わりに台頭してきたのがインドネシアで、これは仕事を得るための、ビジネス的要因が強い。
▽台湾の学習動機の最多は、ビジネス的理由ではなく、文化理解や日本人との交流のため。アニメ、漫画、TV、芸能関係から日本に親しみを感じ、日本語習得に向かうケースが多い。
(ここで、学生たちが大きくうなずいていた)
また、高校などで日本語教育を奨励する、国の政策も多きく起因。また、日本統治時代の日本語世代の影響もあり。
▽現在、世界の日本語教師の人数は3万人。そのうち、ネイティブ(日本人)は約3割。
ゆりちゃんの話によると、塾で英語を教えるのにも、ネイティブの教師だけでは、やめてしまうことも多いとか。その国の教師の細やかな対応とネイティブ教師との連携が必要。
やはり、日本人として、もっと日本語を学ぶ人が増えてほしい。
いちばんは日本が経済面、文化面で、世界からみて魅力的であること。そして、留学生への対応や教師の育成、派遣など政府の施策、学校や企業、地域、文化など人と人の民間交流……と、官民双方の取り組みが大事なのだと思う。
ちなみに台湾の交流協会高雄事務所でも、毎月のように日本語教師の研修をやったり、講演会、奨学金など、いろいろな事業をやっている。
【日本交流協会高雄事務所文化事業】
http://www.koryu.or.jp/kaohsiung/ez3_contents.nsf/24


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