杉丸太一というピアニスト

2017-07-08

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この人のピアノの音を聴くと、不思議と泣けてくる。
幸せな気分になるから、エネルギーにあふれているから、ただうつくしい音だから……ということもあるけれど、私の場合、「救われる」という気持ちに近い。

昨夜は、友人の杉丸太一くんと、バイオリニスト、高橋誠さんのライブだった。
音楽が好きでたまらないといった男二人の演奏は圧巻。音楽性とか技術とか、そんな理屈は抜きにして、「聴いて! ほんと、すごいから」と大声で伝えたい気持ち。

以前、太一くんのやっている「インプロヴィセッション」というものを受けたことがあった。
ピアノの即興演奏によるヒーリングで、私の内面を感じ取って、ときにうつくしく、ときに激しく、ときに切なく、ときに狂おしい音を、太一くんは15分近くにも渡って奏で続けた。
その間、走馬灯のように、これまでのいろいろな場面が浮かんでは消えて、そんなつもりはないのに、気持ちいいほどに泣けた。あぁ、そうだった、私ってこんな人だったんだと、自分の〝軸〟なるものを見せてもらっているような、「生きてるっていいな」と心から感謝するような……。
自分だけの曲を作って弾いてもらう贅沢なものだけど、聴いている人たちもそれに寄り添い一体になるというやさしい時間。はぁ、脱力……。

この音楽療法は世界的に研究されているものらしく、太一くんは東京モード学園首都医校で音楽療法科の講師もやっている。病気を治したり、体を健康に保つことと同じように、心にも向き合うことが、ますます必要な時代になっていると実感。

男たちの魂の熱さに触れて「私も私のできることを心を込めてやっていこう」と感化された、星のない七夕の夜だった。

【杉丸太一の演奏】


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