病院で救世主に会う

2010-04-04

なんとなく恥ずかしくて書かなかったけど、
恋人が台湾にやってきて、
もうすぐ1か月になる。
日本で働いていた会社も辞めて、
住んでいたアパートも引き払った。
これからどうなるんだろ。
神のみぞ知る……
ま、それはいいとして、
1か月の間、彼の咳が止まらないので
意を決して、近所の病院に行った。
小ぎれいな内科。
台湾の病院は夜遅くまで開いている。
夕方から開く病院もあるほど。
二人とも中国語がほとんど話せないので
受付のおねえさんに英語とジェスチャー
(コホッ、コホッとか咳をする真似の…)
で、病状を説明していたら、
待合室にいたおじさんが、
「日本のお方ですか」
と、通訳をかってでてくれた。
あぁ、なんてラッキー。
医師との会話もぜーんぶ通訳してくれた。
「本当に助かりました」
とペコペコ頭を下げたら、
「私も日本のお方のお役に立ててうれしいです。
 日本の演歌が好きで、いつも練習しているんです」
と、演歌の歌詞がぎっしり書かれたメモ帳を見せ、
北島さぶちゃんの歌を、情感たっぷりに披露してくれた。
病院の待合室で。
60歳ぐらいかな~と思ったら
「80歳です」
日本語教育を受けて中学2年のとき
終戦だったという。
その後も日本語を忘れないように
日本の本を読んだり、テレビを見たりして
練習してきたとか。
「肌がツヤツヤして、とってもお若いですよ。
 50歳くらいに見えます!」
と、オーバーに伝えたところ、
「そりゃあ、うれしい! まだウワキができますかね。
 わっはっは」
毎週1回、昼の12時から6時まで
カラオケ喫茶(のようなところ)で
日ごろの練習の成果を発表する。
お年寄りが元気な台湾っていいわぁ……

MAYUMIの旅びと生活。-100404-1

↑アゴン(おじいちゃん)がいつも持ち歩いている歌詞ノート。
『涙そうそう』は、大好きな曲。
「こころを込めて、書きました」。ほんと、きれいな字・・・


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