美術館と老後のこと。

2010-04-17

歩いて10分ほどのところにある
高雄市の美術館に行ってきた。
思った以上に充実した内容。
地上4階・地下1階で、
1階ごとに3~4の展示室がある。
いろいろな企画展もよかったが、
常設されている高雄の風景画に
足が止まった。
見たことのある風景なので。
高雄は、絵になる街だ。
港、船、海、川、特徴的な街並み……
画家や写真家が喜ぶ素材が
そろっている。
MAYUMIの旅びと生活。-100417-1
↑パンフレット
とことで、美術館や公園、ショッピングセンターなど
うろうろしていて、「いいなぁ」と感心するのは、
車いすのお年寄りがよく外出していること。
夕方、公園で涼む車いすのお年寄りの姿は
よく見かける。
日本では、病院や施設にこもってしまいがちだが、
台湾では、介助する人がいて、あちこちに出かける。
介助する人は、配偶者や子どもや孫だったり、
フィリピンやベトナムのメイドさんだったり。
つい、両親のことを想い出して、
胸がちくりと痛む。
そして、自分の老後のことを考えたりする。
私にはちょっとした野望がある。
病院や老人ホームで過ごすのは、性に合わない。
元気にしていて、あるとき、コロリというのが理想だが
人のお世話になることがあるかもしれない。
いや、きっとあるだろう。
体の無理はきかなくなるし。
子どもはいないし。
(いても、子どもの世話にはなりたくないかも)
だから、生涯現役。
人の輪のなかで過ごすのだ。
それは自分の会社かもしれないし、
なにかのコミュニティかもしれない。
学校や、下宿や、NGOかもしれない。
とにかく、人が集まってくる場所をつくりたい。
そして、周りの人の成長のために
自分ができることをする。
その分、助けてもらうところは助けてもらう。
ちょっとずつ。
でも、こんなプライベートなことをお願いできるのは、
住みこみの外国人だったりするんだろうか。
もちろん、対価はちゃんと払わなきゃいけない。
人の好意に期待するのは間違っているもの。
でも、それだけというのもなぁ。
頼ったり、頼られたり、
人情が通じる世の中であってほしい。
ともかく、人が集まるような、助けてもらえるような、
いろんな意味で力があって、
かわいい年寄りになりたいと
と日々、過ごしている。

MAYUMIの旅びと生活。-100417-2


↑美術館内の公園


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