被災地に支援に行った友人からのメール

2011-03-25

東北の被災地に、いち早く救援看護師として支援活動にいった友人からメールが届きました。
彼女は、アフリカのソマリアに、JICAメンバーとして救援活動に行ったり、個人的なボランティアでインドのマザーテレサの家で働いたりしていた、信念をもち、すぐに動く、尊敬すべき友人です。
一度、東京に帰ってきたけど、これからまた気仙沼に支援物資を届けにいくとか。
本人の了解を得て、みんなに紹介します。
一部抜粋しようと思いましたが、すべて読んだほうが、彼女の気持ちが伝わるので全文です。
長文ですが、最後まで読んで。それぞれ、感じるところがあると思います。
<最初のメール>

まゆみちゃん、とても辛い支援活動から帰りました。
緊急医療チームで被災地へ行っていました。
被災地の津波跡には何百、数千人に遺体と家屋の倒壊した瓦礫、泥
五体の破損激しい遺体が散乱しており、生存者は絶望的な状態でした。
自然被害にはこれほどにも人間は無力です。そんななか、孤立した家屋に数人単位で生存者多数おり、救助されましたが、未だ救助へ入れない地域があります。この数日でようやく、食糧、燃料が避難場所へ運ばれてはいますが、全ての避難場所には十分には行き届いていません。
避難所で死亡される方も出ています。
医薬品が足りなく、寒さきびいしいなか、体力の無い被災者、高齢者が多くいます。
子どもにはミルクがありません。救助の支援物資が届かなければ、助かる命も被災災害で絶ってしまいます。日本全国が一つになり救助へ取り組まなければならない状態です。

破壊した被災地が日本だと思うと胸が痛くなりますが、現地で救助活動されている自衛隊、警察、医療団、海外からの緊急援助隊も厳しい状況のなか頑張っています。

避難所では友人や近所の人達と生存を喜び合い、また片方では死を悲しみ合い
がんばろう。がんばろう。と手を取り合い、励まし合う姿を多く見かけ涙がぽろぽろでてしまいました。
家族と同じ以上に、幼いころから共に暮らし支え合ってきた、友を失う悲しみほど辛く悲しいことはない。と話されました。
家族が一番大切と思っていても、周囲を見ていれば皆大切な人や、物や価値は違います。
価値観は変わるものですし、自分から他人は外せても、自分から自分は外せません。
答えは自分の中にしかないので、自分探しに遠くへ行くとか環境を変えるのは意味がなく、自分と出会うという事の大切さを実感します。

人は誰かに必要とされています。愛されているというだけで生命体に働く力は壮大なものです。
まゆみちゅんも台湾から心配でしょうが、日本を応援してください。

<今日もらったメール>

mayumi ちゃんへ
 
東京はぼちぼち通常モードに戻りつつありますが計画停電が行われています。
福島発電の影響で避難者1200人が埼玉アリーナへ避難してきました。
福島発電でもハイパーレスレスキュー隊や警察、自衛官、医者が懸命に頑張っています。
埼玉アリーナでは学生や個人の市民がたくさん自主的にボランィアに駆けつけ炊き出しや生活用品を届けています。被災地では
こ数日に全国各地の多小の病院、個人病院でさえ、緊急医療団を設立し医者や看護師を被災地へ派遣させています。
被災地にはまだ、民家に数人単位で孤立したままの状況も多く、瓦礫の撤去までは行われていません。
週末には自衛隊によるす道路の復旧もでき、ようやく物資や燃料、が届き、ボランティアが導入されてきました。
東北は極寒です。体調やストレスを生じてきている被災者も増えています。各方面からの医療支援も入りつつありますが
まだ不足している地域があります。乳児にミルクが不足しており母親は数日食べていない状態ですが食糧が確保される
ミルクが確保される機関に異動させていますが個人での異動となります。
いまも被災地では、家族や知人、親類の遺体や安否を捜し歩く姿が多く見られます。
小学生の子どもが「これからはお父さんがいないから僕が頑張らないと。」と言い真っ直ぐな瞳でした
行方不明のお父さんと兄弟を捜す9歳の男の子は「誰でもいいから助けたあげたい」と車の中を覗きこみながら捜し歩いていました。
この災害で多くの支援やボランティア団体、企業からの支援金などが東北の復旧に集っています。
日本が一つであることを実感しています。
台湾からの支援の輪も聞いています。本当にありがたいことで感謝。
報道からこの被災が消えた時からが本当に大変な時期に入ると思われますが、長く長く全国からの支援が途絶えることなく東北の被災者を支えていかなくてはなりません、
本当のボランティアとは共にあることなのです。
私はこれからまた、気仙沼へ行きます。まだまだ支援の届かない場所へ物資や医薬品を届けにいきます
がんばろう東北。

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