西拉雅(シラヤ)の旅26 【二寮の朝日】

2010-09-06

シラヤの3回目の旅から帰ってきた。
今回の旅も濃かった。いろいろな人に会った。
昨夜は泊まっていた民宿のご主人の話があまりにもおもしろくて、夜12時まで話していたが、今朝は4時起き。二寮という場所の、日の出を見に行く。
寝ぼけつつ、バタバタとカメラだけをもって出てきたので、三脚も望遠レンズももたず。どうにかカメラを固定せねば、ブレブレの写真になってしまう……と、道端の竹の柵にカメラを置いて撮ろうとしたら、ガタン……
カメラがにぶい音をたて、そのまま、動かなってしまった。電源も入らない。
どうしよう……せっかくの日の出の名所なのに。
通訳のS先生が心配そうに、
「大丈夫?」
と声をかけてくださる。
周りにいた方々も「、どうした?」と集まってきた。
暗いなか、よく見ると、周囲は日の出を撮りに来ていたカメラ愛好家でいっぱいだ。
キャノンクラブの会員という親切な方が
「バッテリーが切れているんじゃないの?」
と、バッテリーを貸してくださったり、
「大丈夫。メモリーカードがあれば、ボクのカメラで撮ってあげよう」
と言ってくださる方が現れたり。
あぁ、シラヤの人って、本当に親切。
感動しつつ、焦りつつ、メモリーカードを入れ直したら、電源が入るようになった。
ほっ……。メモリーカードがずれていただけだったのね。
周りのカメラ愛好家たちも一緒に喜んでくださる。そして、
「三脚がないと、撮れないでしょ」
「望遠レンズはもっていないでしょ」
と、三脚も、すんごく高価な望遠レンズも貸してくださった。
あぁ。ありがたや。
そして、日の出前に撮れたのが、この写真。

MAYUMIの旅びと生活。

山間にドライアイスのようにかかる雲が、なんとも幻想的。
私のレンズでは、ゼッタイに撮れなかった一枚だ。
そして、今朝はこんな光景も……

MAYUMIの旅びと生活。

山から滝ののように雲が流れてている。
「この光景が見られるのは1~2年に1度」
と、毎日、写真を撮りに来ているというオジサンが教えてくれた。
まるで、日の出の撮り方セミナーのような時間だった。
MAYUMIの旅びと生活。
これを「怪我の功名」というのだろうか。
シラヤの方々には、いつも助けられている。
シラヤは風景も歴史もすばらしいけれど、やはり、いちばんの財産は、あったかい「人」なんじゃないかと思う。
シラヤを旅すると、心が芯からいやされるもの。


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