西拉雅(シラヤ)の旅54 【八田與一記念公園】

2011-05-20
MAYUMIの旅びと生活。

西拉雅の烏山頭ダム近く、八田與一記念公園では、100年前、ここに住んでいた日本人たちの住居4棟が復元されている。
上は、八田與一邸。洋風のバルコニーが、当時は斬新だった。

MAYUMIの旅びと生活。

                   ↑八田氏の仕事部屋。

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MAYUMIの旅びと生活。
部屋には八田氏の家族写真、夫妻の写真が飾られていた。
そこに、八田夫妻がいるような気がしたのは、私だけだろうか。
昭和初期の家具は、北陸地方の新聞で一般の人に呼びかけて、寄贈してもらったもの。
当時の家具は、品質がよく、職人さんが丁寧に作っているため、いまもどっしりとした存在感がある。

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左は、田中・市川邸。二世帯が住める長屋になっている。
右は、赤掘邸。


MAYUMIの旅びと生活。

←いちばん奥の阿部邸。
この家だけは、当時の廃材が90%使われている。
MAYUMIの旅びと生活。
4棟の住居を復元するために、スタッフたちは、ぴったりの木材を求めて、日本に探し求めにいった。
そして、突き当たったのは、日本の材木商のもとに大量に置かれていた台湾ヒノキ。
3年前、日本に輸出されたものの、買い手がつかなくて、そのまま放置されていた。
まるで、台湾ヒノキは、スタッフが来るのを待っていたように、そこにあったのだとか。
これらの家屋は、写真や当時、住んでいた人の証言をもとに、設計し、つくられた。

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MAYUMIの旅びと生活。

(上左)床下で涼む犬。昔の家は床下に入れるようになっていたので、こんな風景があったな。
(上右)塀は、風通しがよく、なかが見えないような作りになっている。
(左)八田邸の池も、当時の写真をもとに復元された。

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「なつかしい!」と思わず、叫んでしまった家屋のなか。
小さいころ、よく遊びに行っていたおばあちゃんの家も、こんな感じだった。
廊下で走り、その突きあたりは、トイレ。台所は土間になっていて、下駄をはいて、料理をしていた。
日本家屋は、とても合理的にできている住居。
障子でしきり、広く使ったり、小さく使ったり。リビングにも寝室にもなる。
家族の距離が近かった時代。
当時のいたずらっ子たちが、この家からバタバタと走り出してきそう。
台湾で日本を知る……
八田氏の偉業とともに、台湾で暮らした日本人たちのことがよくわかる場所。
不思議なほど、温かい気持ちになれる場所。
ぜひ訪ねてほしい。
【八田與一記念公園】
http://hattayoichi.sayok.tw/about.php
火~日曜日(月曜日休園)
オープン時間 9:00~17:00(12:00~13:30昼休み)
解説は当日行って予約。10:00~10:30、15:00~15:30に実施
第1、2週は赤堀邸、
第3週は田中・市川邸、
第4週は阿部邸の見学


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