西拉雅(シラヤ)の旅15 【曾文ダム】

2010-07-21
MAYUMIの旅びと生活。

2回目の西拉雅(シラヤ)の旅の続き。
シラヤにある7つのダムのなかでもっとも大きく、台湾最大のダムである曾文ダムにやってきた。
烏頭山ダムの貯水量を補うために、1967年に建設が始まり、1973年に完成。現在は水力発電としても大きな役目を果たす。
八田與一さんも、戦前から曾文蹊の上流に大きなダムを造るといいと考えていたとか。
しかし、とてつもなく大きい。
湖の端から端までは15キロほどあるという。車で2時間ほど走って、やっと端までたどり着いた。
水域面積は48000ヘクタール…・・といっても想像つかないほど。

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この曾文ダムはぐるりと山で囲まれて、有名な景勝地でもあるが、そのひとつに白馬亭という頂がある。
パラグライダーでも有名な場所だ。
この白馬亭の伝説を聞いた。
清の時代に、このあたりの山賊を取り締まるために、警察がやってきた。
そのリーダーが白馬に乗って山を上り、途中から馬を降りて一人で入っていったが、悲しいことに山賊に殺されてしまった。
残された白馬は、甲高い悲しい鳴き声でリーダーを呼び、その声は、長い間、山間に響きわたり、そして白馬は、力尽きて亡くなった……という悲しい話。
このあたりの村の人たちが、白馬の忠誠心に敬意を表し、鳴いていた場所を「白馬亭」と名付けたとか。
「まるで忠犬ハチ公みたいな馬ですね」
というと、通訳の蔡先生が
「ええ、でもハチ公は、おとなしく待って、待って、待っていた。台湾の白馬は、鳴き叫んで、叫んで、叫んで、亡くなったんです」
なるほど、そこに日本と台湾のちがいが象徴されているような……!?

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(上・下左)西拉雅国家風景區、大捕郷の活動センター。このあたりは多種類のホタルが見られる場所でもある
(下右)筍の産地として有名。メンマとして日本にも出荷されている。ん? これって道端の柱にくっついていたんだけど照明?


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