課題、その2
2011-03-11
母に電話したら、とって元気。
私が、まだ済んでなかった父の香典返しをお願いしたら、張り切ってやってくれた。
なんだか楽しそうだ。
こういった“課題”には、がんばるんだよね。
親があれこれ、大人になった娘や息子の面倒を見るのは、子どものためというより、自分のためなんだと思う。
ま、助かっているから有難い。
もっと、課題を増やしていこうかしら。
といっても、やれることは限られているけれど。
心配する人がいる幸せ。
心配してくれる人がいる幸せ。
若いころは、面倒だなーと思ったけど、いまだから、よくわかる。
さて、この週末は、ゲラ校正と来週の講演の準備。
たくさんの“課題”があって、それを書いたポストイットが、目の前の鏡に10個ぐらい貼られている。
こんなときに限って、本を読みたくなる。
ぼーっとしていたら、おもしろそうな本の企画を考えついた。
そっちのほうを進めたくなる。
“課題”があると、それから逃げて、ほかのことをしたくなり
(このときの想像力は、すこぶる、たくましい)
まったく“課題”がないと、なにをしていいか戸惑う
(こんなときは想像力が働かない)
まるで、小学生ときの宿題みたい。
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