非正社員の増加はどこまでいくのか

2008-10-16

「働き方が変わっていく」というニュースを見た。

http://mainichi.jp/select/wadai/wakaru/shakai/news/20080926org00m040009000c.html

2006年の非正社員、つまり派遣社員、契約社員、パート、アルバイトなどの人は32.2%。

(2008年のいまは、もっと多くなっているはず)


3人に1人が、非正規労働者ということだ。

23年前の1985年は、正社員率83.6%、非正社員は16.4%。


非正規雇用者の男性の85%は「10年後は正社員として働きたい」。

この「10年後」というのがクセモノ。

「いま」は、アルバイトでいいという人も多い。


もちろん正社員のほうが安定しているが、

派遣を増やした分、正社員に仕事の重圧がかかってくる。

仕事中心で、生活を楽しむ余裕がない。

統計でも収入、やりがい、立場に満足している人は減少している。



そんな正社員を見ていて、

「少々給料が少なくても、派遣やバイトのほうが気楽」

と思うのは自然のなりゆき。


そこは、会社側の「人件費を安く上げたい」という思惑と一致して

非正規労働者は増えていく。

そしてワーキングプア、自殺者の増加、労働条件の悪さなどを生み出す。


政府は、「被正規雇用者を増やすと経費を節約することにはなるが

スタッフの能力は高まらず、企業の生産性は上がらない」と警笛をならすが、

そんなことは、企業も百も承知だろう。

いや、わかっているのか、わかっていないのか・・・

実際に政府のやっている対策や効果は、よく見えてこない。


会社を当てにせず、ただ自分のために働く労働者、

そして、雇用者を便利に使おうとする会社・・・・・・

労働者の生活はよくならないし、会社の収益も上がらないという

負のスパイラルになる根本的な原因に目を向けなければならないのでは? 

自分の有益、立場でしか考えていなかったら、関係はよくなるはずもない。

人間関係も(いま「人間関係」についての執筆をしていたので)

社会も、根本は同じだ。


「人も会社も一緒に成長していく」という働き方が理想的。

「会社のおかげで成長させてもらっている」

「従業員のおかげで会社は成長している」

という「おかげさまで」という感謝の気持ち。

お互いから賃金や労働力を「うばう」のではなく、

自分のできることを「与える」気持ちが大事。


まずは「与える」こと。

すると不思議なことに、相手も返してくれる。

与えた以上のものが返ってくることもある。


そうだ。

会社でいえば、先月、台湾で出会った会社「薫之園」が理想的と思った。

会社は貧しい家庭の子供たちを積極的に採用して、

どこでもやっていけるような能力をつけさせ、

社員は、会社のためにできることを積極的に学び、やろうとする・・・。


ブログでも記載↓

http://ameblo.jp/arimayu1227/entry-10146347094.html


自分から与えようとするのは勇気がいることだけど、

それができたら、いい関係になれる。

・・・・・・少なくとも私はそう信じたい


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