2021年2月の通信

2021-02-13

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2021年になったと思ったら、明日はバレンタインデー。
梅の花もちらほら。自然や世の中の速さについていけないでいる。

1月2月はいろいろあった。
大きなことでいえば、母が大腿骨頸部骨折で手術。基礎疾患と高齢で手術が難しく、何度も転院して、そのたびに救急車などで運び、説明を受け、大量の書類にサインをし、いま4つめの病院でリハビリ中。
母に会ったのは、転院と手術のとき、ICUに入る前だけ。入院中はコロナ禍で面会ができず、受付で荷物や手紙を渡す。
家族が病室に入れないために、医療従事者の仕事が増えている。心から感謝。

最近、気が沈んでいるとかではなく、現実的に「死」ということを身近に感じる機会が多く、人が死ぬのは、その前後も含めて、なんと大変なことだろうと思ったりする。
たとえば私が死に直面するとしたら、医療、介護、手続き、お金、保険、葬儀や墓、相続、家やモノの処分……と、途方もなく課題がある。うっかり死ねない。
ほんとうは、もっとシンプルで自然なことではなかったのか。

かつて世界をぐるっとまわったとき、科学技術や経済などが発展している国や地域ほど、子どもを産むこと、育てること、恋愛や結婚をすること、働くことなど、生きることが大そうむずかしくなっていることに愕然とした。
山奥の少数民族の人々はいとも簡単にやっていて、幸せになることも簡単だというのに。
どうしてこんなに複雑で困難になってしまったのか。
……という社会構造上の問題と答えを知りたくて、台湾の大学院に留学したんだっけ。
シンプルに生きる知恵と精神を知りたくて、少数民族の村をあちこち訪ねたんだっけ。

そんなことを相変わらず、ぼんやりと考えているのは、平和で時間の余裕があるからにまちがいない。
いや、ヒマということはないのに、あっという間に1日、1週間、1か月が過ぎていく。
まずは目の前の仕事……ですね。はい。


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